檜風呂・木風呂

お風呂に入る習慣は、日本人の生活に深く浸透しているのは皆さんもよくご存じかと思います。
風呂(風炉)が日本で生まれたのは奈良時代との説があり ますが、江戸時代に、木桶の生産量が増えるにつれ、木製の桶風呂も多く作られるようになりました。
桶や樽を作る職人が風呂桶を手がけたのが理由です。

高野槇(コウヤマキ)
昭和24年ごろの弊社

江戸末期から大正にかけては銭湯が普及し、個人宅にお風呂を置くようになったのは第二次大戦後、昭和30年前後からでしょう。

木風呂といっても地方によって特色があり、木桶のような丸形小判形の木桶風呂は関東・中部地方から東日本にかけて普及し、木箱に見える四角い箱風呂は関西から西の地方で普及しました。

ただ「木風呂」と言っても地方で形の違いがあるのは面白いですね。

いまや自宅にお風呂があるのは普通の日本となりましたが、昭和の前半なら、入浴には銭湯へ行くことが普通でした。
やがて、各家庭に浴室ができるようになりました。
家庭用の風呂は「内風呂」と呼ばれて、憧れ、重宝される存在であり、その主役たる浴槽は木風呂でした。

しかし時と共に浴槽の主役は、ホーローやステンレスの浴槽に代わり、いまやユニットバス隆盛の時代へと日本の浴室文化は変化してきました。

いまとなっては、ご家庭で木製の浴槽を見かけることは少なくなりました。中には木風呂に浸かった経験さえ、お持ちでない方もいらっしゃるようです。

ですが、昨今は「和」の風合いが見直され、住まいや暮らしで「和」の風情を積極的に取り入れるようする機運は定着したようです。
そういった傾向のなかで、「木のおふろ」に関心を持つ方が、徐々に増えたような印象を持っています。

木製浴槽(木風呂)の種類

箱風呂と桶風呂

木風呂を、形状で大きく分けると二種類あります。

手桶を大きくしたような形の丸いお風呂を「桶風呂(小判形丸形」と呼びます。
四角くてお弁当箱を大きくしたような形のお風呂を「箱風呂(檜風呂槇風呂」と言います。

「桶風呂」を見る機会は、ずっと減ってしまったようです。
いまでは温泉旅館などの入浴施設ではごくたまに見ることもあるのですが、私どもが位置する大阪を中心とした関西地方では、一般家庭で目にしたことは、はたして何年前になるのか思い出せないほど昔の話になります。

関西では、木風呂といえば「箱風呂」のことを指します。
木箱のように見えるお風呂で、浴室に余分な空間を作ることなく、きっちりと収まる形状です。

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桶風呂

楕円形の小判形浴槽や、円形の丸形浴槽の「桶風呂」は、木の板を縦位置にして丸く並べ、金枠で締め上げてつくります。

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箱風呂

四角い箱の形をしています。
材質は槇(槙・まき)材檜(桧・ひのき)材、椹(さわら)材。

木風呂の形状について詳しく見る

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木製浴槽(木風呂)で使われる樹種について

木風呂で用いる木材は、通常ならヒノキ科の樹木です。

高野槇(コウヤマキ)

高野槇(コウヤマキ)
桧(ヒノキ)
桧(ヒノキ)
椹(サワラ)
椹(サワラ)

どの素材はお風呂に適しているか否かは、水に対する木材の耐久性で判断します。
耐久性の観点で説明すると、風呂に適合している度合いは、次の通りになります。
高野槇(コウヤマキ) > 桧(ヒノキ) > 椹(サワラ)

一方、木材価格は、市場価格に依存します。
価格の観点でいえば、木材は次の通りになります。
桧(ヒノキ) > 高野槇(コウヤマキ) ≠ 椹(サワラ)

なお、椹は匂いが弱い素材です。お風呂の匂いを抑えたい場合には椹の浴槽もご考慮ください。

どの木材を選んだらいいかお悩みの方には、神崎屋から、ご希望やご予算に合わせた提案をさせていただきます。
お気軽にご相談ください。

材質(樹種)の違いについて詳しく見る

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木製浴槽(木風呂)の維持管理について

木製浴槽(木風呂)は維持管理が難しそう…というご意見をいただきます。
実は、さほど難しくはございません。
一日一回、木風呂をご使用なさるたびに、水洗いと乾燥をなさっていただければ充分です。

  1. 浴槽外側の石鹸カスをシャワーで流します。
  2. 排水前に柔らかいスポンジ等で浴槽内部をやさしく傷をつけないように気を付けてにこすります。特に水位の辺りやコーナー部分は念入りになさってください。
  3. お湯が出来るだけ冷めないうちに浴槽から排水します。
  4. 浴槽の内側全体をシャワーで流す。
  5. 排水完了したら、タオルなどの柔らかい素材で浴槽内側をふきます。
  6. 浴室の換気扇を動かして、浴室内を乾燥させます。
  7. 昼間などは窓を全開して自然乾燥させます。

木風呂のお手入れで最も重要なのは、乾燥です。

乾燥さえきっちり行えば、永くお使いになることができます。
浴槽内にお湯を溜めのこすことは、できるだけしないように心がけてください。

ですが、乾燥させすぎると、水漏れが多くなります
そのような時は、浴槽を満水にしてしばらくおいておくと、木が膨れて水漏れが収まります。

高野槇(コウヤマキ)

長期間使わない場合は、水を抜いて空にした浴槽内に、水をためたバケツを一つ置いて、浴槽にフタをしてください
こうすることで、乾燥のし過ぎで板と板の間が空いてしまう事を防ぎます。

使った後は時間をおかずに清掃することが大事です。
毎日、こまめに清掃を繰り返せば、年を重ねても長くお使いになることができるのです。

高野槇(コウヤマキ)

こちらは、27年前に弊社が納品させていただいた、高野槇の木風呂です。
銅版張りの為、はがれかけている銅版の補修と、浴槽の出入りを補助する踏み台の増設のご依頼をいただきました。
高野槇の木製浴槽は30年近くだっても、まだまだご使用いただくことが可能です。
長い間ご愛用いただけるのは、風呂屋としてもうれしい限りですね。

お手入れについて詳しく見る

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木製浴槽の寸法や形状は特注仕様を承ります。
大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県の現場は、当社で設置工事もいたします。

木製浴槽の製品紹介

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  • 小判形木製浴槽(桶風呂)
  • 丸形木製浴槽
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